盆休みは、高野山で過ごした。妻の実家である。家族3人と犬2頭で大移動。標高900メートルの、弘法大師さまの山へ。
着いた当日はお盆恒例のろうそく祭りがあって、息子は3回目くらい、私は初めて行ってきた。墓が並ぶ有名な参詣道の両側にろうそくが並ぶ夜のお祭り。ろうそくは地元で用意してあってたくさんくれる。最初5本くらい、参詣道の途中でもくれる。今年はギネス記録に挑戦してるんだとか。
ろうそくを棒に刺したもの、に点火し、道の両側に並べられた、発泡スチロールにアルミホイルを巻いた平らな板のようなものに差していく。外国人を含め人が多く、狭い参詣道は行列、火に取り囲まれているから暑い。
絵になるからか、本格的なカメラを持ってる人も目立つ。けっこう長々と歩いて、途中で折れて、臨時の屋台村へ抜け出す。とにかくのど乾いたからポカリ系を買い、飲む。くじをしておもちゃをもらい、ベビーカステラ買って帰った。
私が夏にじっくり泊まったのはもう15年くらい前に遡る。高校野球が終わった後で、すごく涼しく、昼寝しやすい環境だった憶えがある。今回も高をくくって、長袖まで持ってったのに、とても暑かった。朝は涼しかったし、下界とまったく同じとは言わないが、なにせ実家は冷房いらずの土地柄、エアコンというものが無い。扇風機も無い。いやホンマ。
寝つくときに汗ダラダラかいたなんて最近ほとんどない私や息子は、なかなか苦戦した。日中も家の中にいる時間が多いがやはりとても暑いのだ。夜のある時間を過ぎると寝やすいくらいになり、朝はさすがの高地、下界よりはちょっと寒い。
義母によると、こんな夏は初めてだ、ということだが、義弟は去年やおととしの方が暑かったと言っていた。うーむ、地球温暖化がついに山深い密教の地まで?
オリンピックは別項で書くとして、高校野球も注目して見ていた。東邦の大逆転、横浜対決履正社のビッグゲーム、接戦に強い、広島新庄の活躍などなど。義母と息子と3人、暑い部屋であれこれ言いながら観戦していた。
私は3日めの最終日単独で、霊宝館。国宝、重文がたくさんあって、いつもながら、楽しい。快慶の木造彫刻は動きがあって圧倒される。平安時代の筆の文字も、めっちゃ上手。漢文で、我々と1000年前の人と、書く字が同じ、というのは何かしら感慨も覚える。
兜率天にいるという弥勒菩薩は、釈迦入滅から56億7000万年後に現世に下り、説教をするという。そこに弘法大師さまも同行するとか。夏の木々に囲まれた霊宝館も癒されたが、このスケールの大きい話に触れたことが私には刺激だった。
夜帰って寝るときに冷房を使う。やっぱりこうでなくっちゃ〜。ホッとする都会人なのでした。
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