台風16号は、3連休後の20日に鹿児島宮崎を突っ切って北東に斜めに進み、大阪兵庫がギリギリ暴風圏に入るという、よくあるコースを取って来襲した。
朝から大雨暴風警報。少しおさまった時間帯もあり、息子は学校が休校かどうか気にしてたが、まあこれから悪くなるしかないから警報は出たままだよ、と、こちらは家を出た。
バス1本早めに出社、ちょっとだけ雨に降られたものの、風もあまりない中で到着。そこから高層階でずっと仕事してたから、午後に暗くなり、雨がひどい時間帯もほおーと見てただけだった。あまり風はないようにも見えたが、帰って息子に訊くと、家が揺れるくらい吹いたという。やっぱ台風だ。
いつものことだが、台風はどんどん勢力を落としていった。近畿を通り過ぎてからが顕著だったが、でもやっぱ台風、その先でも被害をもたらした。
会社から帰る頃には雨風も収まり、びっくりするくらいJRも時間通り。デスクワークの会社員には、いい時間帯の嵐だった。
台風を境に涼しくなり、長袖の人も増えた。このまま秋かと思えたが・・。
土曜日は家にいて、日曜日は朝から昼まで外出した。靴を修理に出したり、本を補充したりという感じだったが、これが外が本当にムシ暑く、完全にバテてしまった。朝からなんか身体が重かったのだが、本などで重量のあるバッグを持って山道を登って帰ると、あーダメージ深いなー、という感じで、昼下がりはソファにずっとダウンしていた。いやー危うく熱中症。
まだまだ暑いようだ。半袖はもうしばらく生きだな。あと1週間、下期入りの際には考えようっと。
さて上の本の補充だが、私は月末が近づくと、次月に読む本を揃える、という行動をする。
本読み、読む本が無くなるのを怖れる(笑)し、なにせぶっちゃけ月10冊読むから数が必要なのだ。ぼちぼち年末年始に読む本も入手したいし。
で、きょうは、まずブックオフに行き、探しているメグレ警部ものがないかと児童書コーナーを探してから、通常の価格コーナーを探している本中心に見て、100円コーナーをじっくり見て、買ったのは3冊。
島本理生「シルエット」
車谷長吉「赤目四十八滝心中未遂」
森見登美彦「太陽の塔」
「赤目」は突然現れて直木賞をさらい、映画化もされた作品、というイメージ。島本理生は、18歳の頃にこの作品で群像文学新人賞の優秀作に入り注目を集めた。森見登美彦も、日本ファンタジーノベル大賞受賞の、デビュー作。
やはり、作家さんが、初めて注目された作品には興味がある。
向かいのビルにあるジュンク堂に行って、新聞で読んでほう、と思った1冊と、流行モノをひとつ。
瀬川深「チューバはうたう」
村田沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」
音楽ものはけっこう好きである。そして、村田沙耶香。絶好調、に、見える。楽しみだ。
で、これまでの積ん読と合わせて、次にどれを読もうかと決めていくのがちょっとした楽しみだ。私の好みは、ジャンルが同じようなものは続けて読まない、女子系は、ほどよく挟みたい、などなど。買ってくるのは、好みでけっこう推理小説系が多くなってしまうから、バラして読んでいく、とか、重くて長いものの次には、若めで短いものを、とかだ。
もちろん、来月の終わりまで本屋に行かないなんてことは空が落ちてこない限り有り得ないから、そこにポンポンと予想外のものが挟まるのも楽しみである。何を先に読みたいか、で読んだり、上のように考えて計画通り消化したり、誰にも分からない自分だけの楽しみだ。
はっいかん、語り出したら止まらない。ぼちぼちここまでで。次は年末年始特集の話でも書きましょう。
ついに40代最後の年に突入。トシは取りたくないねえ。