週明けから忙しく、バタバタバタ・・。もう時期的に来るとこまで来ている。
そんな中、我が家の愛読書「ダイヤのA」が佳境を迎えている。主人公・沢村栄純たちの青道高校が秋の東京大会決勝戦、怪物スラッガー・轟雷市(とどろき・らいち)のいる新鋭・薬師高校に1点ビハインドで最終回の攻撃を迎えているクライマックスの場面、勝てば春の選抜甲子園当確、負ければ当然当確は無し(実際は東京以外の関東枠の選考に組み入れられる。チャンスが無いわけではないが冬を越すまで結果待ち)。
息子は、本当に楽しみにしていた。「どっちが勝つのかなあ!?僕は青道が負けると思うなあ!」と嬉しそうにのたまい、毎日次の巻を買ってきたかどうかを訊いてくる。
パパは、知らんぷりで「きょうは買ってきてないよ。」と答えるのだが、実は陰で苦労をしていることは誰も知らなかった。
この「ダイヤのA」46巻、会社帰りに立ち寄るいつもの本屋に無いのを皮切りに、どこに行ってもなぜか無い。最新の47巻が出たばかりだから引っ込めちゃったのかもと思うが、あんまり無いので不自然極まりない。クライマックスだから人気なのだろうか?
先の日帰り出張でも、新大阪の本屋も品川の本屋にも見事に無い。帰ってきてグランフロントの紀伊国屋にも無い、最後の望みで阪急との連絡橋近くのbookstudioに行ってみたら、ようやく1冊見つけた。この時の喜びはいかばかりか、世の中で誰も分かんないだろう(笑)。帰りの電車で一気読み。感動した。実は結末はwikiを引いて知っているのだが、それでも、良かった。
お勉強前の息子にまた訊かれたが、ここでバラしては机に向かわないので、無いと言っておいた。最近朝はなかなか起きてこないから、起こす時に使おう。
それにしても夏に1巻から買い始めて10月で46巻。漫画読みのパパ的にはこんなもんか、だがドカ買いは久しぶり。ハマると買っちゃうからなるべく興味を持たないようにしているし(笑)。たまにはいいか。
チームのキャラそれぞれ、関係者まで愛せるし、相手チームも好ましい。主人公の成長は感無量だったりする。パパは轟雷市が好きである。身体は大きく無いが、怪物クラスの天才強打者。目が光る表情がナイスだと思う。
翌朝寝ぼけまなこの息子に言うと、
「パパの言い方で、買って来てるって分かってた。」うそつけ。走って読みに行ったくせに。
47巻も買って来て、ついに完読。次の巻待ち。読み直しも、楽しみだ。
土曜は三宮のブックオフへ。高橋克彦「火怨」上下とルイス・キャロル「鏡の国のアリス」、桜木紫乃「ホテルローヤル」、長野まゆみ「鳩の栖(すみか)」を購入。これで1000円いかない。ブックオフは偉大だ。長野まゆみは「天然理科少年」というのの評判がいいみたいだが、普通の書店にも無い。まあこれから。「火怨」は古代東北、蝦夷と大和朝廷との争いの話で北の英雄アテルイを描いたもの。テレビドラマ化もされ、前から読みたかった。
日曜日は、高校の同窓会の、関西支部総会。今回幹事学年で、午前中から行って、まずはハッピ来てのぼりを組み立てて、道案内。量販店の特価セールみたいである。こんなもんまであったのか。(笑)もちろん出席の方は声をかけてくれるが、中には普通に界隈の道を聞いてくる方もいらっしゃる。皆そうだったと言っていた。たまにはいいか。
一言では言えないが、とても楽しい会だった。
私は、縁もゆかりも無い関西に1人でやってきて、ここまで20数年過ごしてきた。当日の友人でたまに会う者はいたけれど、言ってみれば高校、もっと言えば福岡とは無縁だった。ここへ来て、突然同窓生と大量に会ったわけだが、なんか壁がなくなっいて、素直に男女とも話せる。高校の頃話したことがなかった人も少なくないんだけどね。
もひとつは面白いのだが、地元や首都圏から来た同級生たちが、良くも悪しくも「違和感」を感じていたこと。ふだんの同級生関西支部は、10人くらいの集まりで、でも雰囲気は良くてという感じである。小ぢんまりとしているぶん、おそらくこちらの雰囲気は伝わりにくかったのではと思う。また、どうしたって関西弁が出てしまい、独特のノリがある土地柄に、我々が何年も前に直面した違和感に出会ったんじゃないかと思う。興味深い。
1年前から続いた幹事学年イヤーも終了。今後は同期でまた小ぢんまりと・・次も愉しみだね。
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