2011年9月26日月曜日

ソリティア

世は3連休。金曜23日は、遅くまで寝ていたが、どうも頭が痛く、新巻が発売された「宇宙兄弟」「ピアノの森」を読んで夕方も寝てしまった。晩はカレーを食べに行って風呂に入ったらややましになったが、体調が悪く、「ジウ」の最終回観て、寝る。この日は関西の、隣の神社がお祭りで、急遽送った息子の祭り服が間に合い、もち撒きや山車を見て楽しんだようだった。

翌日は横浜みなとみらいに初めて行った。待ち合わせに楽勝の時間に行ったのだが、なんと靴のゴム紐がブチッと、再起不能な感じで切れてしまい、応急処置をしていたらギリギリになった。友人と3人でご飯食べて、新しい靴を買ってレンガ倉庫まで歩く。ふーん、東京に比べて、やっぱりスペースが広いなあ。同じ港町の神戸より格段に広い感じである。息子と初めて観に行った映画「超ウルトラ8兄弟」の舞台がここだったので、思い出した。あそこにゲスラが現れたな、とか、スーパーヒッポリト星人にブロンズ像にされたメビウスがあの辺の海に立ってたな、とか。

夕方に別れ、ビールでまた頭痛がしていたので、帰って寝る。起きたら、体調の悪さは感じるものの、頭の痛みはなくなり、弁当食べて風呂入って、遠藤保仁「信頼する力」を遅くまで読んでいた。靴は、新しいのが要るな、とちょうど思っていたところだったので、寧ろ決断出来て良かった、という方向で捉えることにした。

翌25日日曜日、いつものように仮面ライダーの時間に合わせて起きた。それから、朝ご飯を食べて、日がな1日、クラシックを聴きながら本を読んでいた。

マーラーの9番から5番、アルゲリッチでラフマニノフのピアノ協奏曲3番にチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番。読む本は「さよならドビュッシー」このミス大賞受賞作。ピアノ少女の物語。ふむ、ネタバレしないように書くと、ミステリーの鉄則その1、だった。シャーロックホームズでいうとまあ、「恐怖の谷」だ。また、ちょっと腑に落ちないところもあり、やや強引なのは否めない。探偵役は充分に魅力的、と評されたらしいし、続編も出ている。が、万能過ぎると思う。ただ、ドビュッシーが買いたくなったのもまた確か。

これで7冊読み終わり、次は恩田陸に戻り「黒と茶の幻想」上下巻。9月中に両方行けたらいいほうか。まあはい、無理なく読もう。

夜は、N響アワーで辻井伸行のチャイコフスキーピアノ協奏曲。私はドヴォコンと、チャイコのヴァイオリン協奏曲、あと交響曲5番なら多少違いを指摘できるが、ピアノ協奏曲はもうひとつ、分からない。CDとTVはまた違うし。今回アルゲリッチで予習もして、ヘッドホンして音を大きめにして聴いた。が、実感を持って言えることは少ない。辻井伸行の特徴は音が綺麗なことだと思う。そして、協奏曲の表現として、余裕を持っているように見え、まだまだ奥深さを感じさせる。自信も伺える。ちなみにアルゲリッチは、一音一音が独特で、最初は溜めていて、サビで爆発させる感じだ。どちらも決然としたものを持っている。

まあそんな感じで、最低限のことはしたものの、基本的には、何もせず 横浜行って 何もせず、の3連休だった。写真ヘタでごめんなさい。

2011年9月21日水曜日

語録と台風と・・

首都圏は台風の直撃を受け、またも帰宅難民があふれる事になった。この辺は後でも触れる。

最近、ヒマな時間に、これまで息子が言ったり、したりしたことを、思い出す順に書き留めている。まだ1年生だが、昔の写真がいつのまにか、本当に幼く見えるようになった。折に触れて少しづつ紹介しようと思う。どの親にもある経験かもしれない。

玄関の靴入れの上に、レオンを抱っこしているママと、パパが並んで写っている写真があった。三重の山中にある、バンガロー宿泊、温泉とプールにバーベキュー犬OKの施設に行ったときの写真だ。この年、妻は息子を妊娠した。懐かしいなあ、と写真立てを持って見ていると、見せて、と息子が覗き込んで来てひと言。


「ボクはどこにいるの?」


この言い方は、素朴なものではなく、どれかというと素頓狂な感じで、なんで自分が写ってないのか、そんなこと、この世であってはいけないような響きも含まれていて、妙に可笑しかった。

てな感じかなと。今後ゆるりと増やしていきます。


さて、話は変わるが、私にとってのラッキーナンバーは、「4」だと思っている。少年野球で、くじ引きで決まった背番号が44だった頃からなんとなく意識している。公式ルールでは背番号がなぜか4から始まるバスケットボールを中高とやったのも縁を感じる。まあそう思い込んでいるのだが。


東京は、夕方から荒れ始め、帰宅時間は暴風雨、早々に電車はストップ、ビルまで揺れるほどの風だった、が、7時を過ぎるとぴたりと止んだ。少々時間を過ごしてから、HP情報ではまだ動いてなかった地下鉄に何とかなるさと入ると、電車はガラガラ、各駅で時間調整をしたので普段の20分が1時間かかったが無事目指す駅に着き、辻仁成「海峡の光」を読み終わった。ターミナル駅は9時過ぎても結構な混雑で入場制限をしていた。バスも遅れていたので、ブックオフに入ると、なんとなく欲しくなった中山七里「さよならドビュッシー」がちょうど見つかった。店を出るとちょうどバスが来た。


ラッキーに回ってるな〜。そういえば、今日は誕生日だった。44回目の。台風で記憶に残る誕生日となったけど、独りで過ごす今年、神様が何がしか小さな幸せくれたのかなと、いい気分で帰ることが出来たのだった。

2011年9月19日月曜日

2人の休日

「パーパとーどこか、行きたいのー!」

関西に帰ると、パターンになりつつある2人のお出掛け。息子にすれば、いつもママとだから、さらにはパパとの方が甘いから、というのが有るのだろう。

という訳で、今回は、建物は長年知っていたが中には入ったことの無かった神戸海洋博物館へ出動した。途中元町にあるBALビル地下のデリで昼ご飯。息子のカレーのご飯を貰い、パパのパンをあげて食べ終えた後、テクテク歩く。暑い日、メリケンパークの、噴水から続く水路で息子水遊びに興じる。見た目涼しげ、道行く人は微笑ましく見守り、道行く親は、自分の子供が真似しようとするのに戦々恐々、待つ身のパパは暑かった。

博物館自体は船関連の展示だけだが、隣接のKawasakiワールドが面白かった。本物のバイクには跨がれるし、新幹線や新交通システムや大型ヘリが置いてある。電車でGOまであってなかなか楽しめたが、外がいきなり大雨に。少し引き延ばして、小降りになったところを帰る。さすがに科学館ほど広くはないので遊んだのは小1時間ほどで、夕方帰着。

翌日はいつものようにミドリ電化でガンバライド。暑かったが、駅から芸術文化センターへの屋根付き通路を発見したので、途中までそれで行くことが出来て比較的楽だった。

さらに月曜祝日は、近くの変わった、大きな家がオープンハウスとなっていたので、息子と物見遊山で見に行った。うーん、やはり広くて、部屋は多かったけど、長らく放ってあったので、正直廃屋3歩手前、てな感じだった。息子は喜んで探検していた。

午後は河川公園で水遊び。上がってジュース飲んで帰ろうか、という頃合い、次帰る時さー、こことここへ遊びに行こうかなーと思ってるから決めといてー、と言ったら、息子なんと今から行きたい!と強く言い出した。まだ2時半だったので、まあいいか、と一番早く帰れそうな、三宮東急ハンズへキラキラ折り紙を見に行った。

気に入った星折り紙と、両面キラキラのものを購入。学校で友達にあげたり貰ったり、社交の道具にもなってるらしい。なかなか面白いので東京でも探してみよう。

クッキーがまたヒート。レオンがひどい。今度こそ子供出来るか?うーむ。

2011年9月12日月曜日

マーラーとワールドカップ

暑い土日、極力外出せず、洗濯と掃除とTV。写真は、ツナとハムベーコンのパスタ。これで家にあった大量のツナ缶はすべて消費した。

マーラーは、1番、そして2番のDVDを見た。こないだ聞いて来た1番。第1楽章も第2楽章も、工夫というか、「芸」が凝らしてあり、親しみやすいメロディーもふんだんにあり、印象的だ。元々マーラーは、交響詩として出すつもりだったと聞くが、それっぽいなと思ってしまう。

私は昔、第3楽章を聴いて陰鬱になり、これがマーラー離れのひとつの理由になっていた。日本人には「鐘の音」「グーチョキパーで何作ろう」で知られる、フランスの童謡をモチーフとした短調のメロディーで始まる、この楽章も、腰を据えて聴くと、やはりマーラーの「芸」のうちと思える。そして第4楽章は最後に、派手に昇華して終わる。

初の2番は、最初はながら聴き、をしていたが、第3楽章からは腰を据え、ヘッドホンで集中する。聴きどころは、第4楽章のアルト、壮大な第5楽章の合唱部分だ。神秘的に始まる「復活」の歌はやがて劇的になり、崇高に終わる。のだめにもあったが、マーラーが、指揮者の祖と言われる、ハンス・フォン・ビューローの葬儀で、コラールを聴き、発想したという。素晴らしかった。マーラーには、他の作曲家にはない、壮麗さと、通った音楽性と、「芸」がある。

それから、楽しみにしていた、ラグビーワールドカップフランス戦。ナーバスにならざるを得ない緒戦、出だし緊張しているフランスのスキを付きたいところだったが、逆に日本の方が硬くなっていたように見えた。さほど難しくないペナルティキックを、2つ外してしまう。11-25で前半を終えた日本は、後半猛然と反撃し21-25まで詰めた。最後は21-47で力の差を見せ付けられた。

ラグビーは体重での勝負になる部分も多いので、野球やサッカーに比べて、番狂わせが起きにくいスポーツと言われる。ましてやフランスは伝統の強豪国。そんな相手との勝負では、ミスを無くし、チャンスは全て生かしていかないと勝てないと思える。

スポーツにたらればは禁物と言われるが、2つのペナルティキックが入っていれば、一時的にでも逆転していた。チャンスとしてはイージー気味だっただけに惜しい。フランスへかかるプレッシャーと、日本の選手のモチベーションに違いがあっただろう。

私も、何度もラグビーのワールドカップは見ているが、これではこれまでと同じだ。途中までは頑張れるが、後半突き放される。善戦の度合いは上がっているように見えるが、結果は同じ。後半の最初のように、前半から選手の身体が動けば・・次は最強のニュージーランド戦。カーワンジャパンの勝つ姿をぜひ見たい、というのは贅沢か。

最後に、なでしこおめでとう!目指せ金メダル!

2011年9月3日土曜日

清く美しく

9月になった。台風だが、西にそれ、土曜の東京は風やや強く曇り後晴れで、けっこう暑い。関西が心配だ。写真は朝食の定番、とろけるチーズとハムベーコンのトーストサンドである。この上にもう1枚トーストを載せ挟んで食べる。

さて、今回はお友達のブログのご紹介。メール、HPなどの手段が出て来たおかげで、友人と長年のおつきあいが出来たりする。このブログの主催者、ニコニコさんもその1人。

「アロマセラピストの清く美しく生きる道」

http://s.ameblo.jp/k-sourire/

アロマインストラクター・アロマセラピストにして娘さん2人のママ、ニコニコさんが綴る、明るく温かい日常。ブログ全体から、ニコニコさんの人柄の良さが伝わって来ます。

もちろんアロマセラピーの活動や知識のことも豊富に掲載されていて、興味がある方、必見です。ニコニコさん自身が、主婦から、学校に通い、頑張って資格を取得された方なので、まったく初心者のおじさんの私でも得心するところがありました。

いつも長いので、きょうはこのへんで。よしだまやよくやった!さあきょうはなでしこだ。