2010年11月11日木曜日

HTV

きょうは、運命の日となった。いまをさること9月末、私は悩んでいた。来年1月にH-2ロケットで打ち上げられる、ISS(国際宇宙ステーション)への補給機、HTV(H-2 トランスファー ビークル)の愛称募集だ。イメージを想起しやすい、平易な、英語でも呼びやすい名前。本気で悩んだ。なにしろ、愛称に決まった名前の応募者から抽選で、種子島宇宙センター打ち上げ見学の旅ペア2泊3日がプレゼントされるのだ。最初は、「飛脚」とか、届ける系の名前ばかり考えていたが、会社関係の人たちに相談したとき、ヒナに餌を運ぶ、という発想が出てきた。これだ!私は『おやどり』に決め、ISSの乗組員は、地球からの物資をこころ待ちにしているはず、それをもたらす、地球で生まれた子供たちに持っていくのはおやどりであり、ISSが、おやどりから補給を受けて、餌を貰って成長する雛鳥のように、未来へ向けて育って欲しい、と書いて応募した。以来2ヶ月、私は幸せで、すっかり種子島へ行くつもりでいた。JAXAのメールマガジンも登録した。そしてきょう、めっちゃ忙しいときにそのメールは届いた。愛称は・・『こうのとり』に決定!この名称だけで200名を超える応募があったそうで、JAXAのHPにはすでに当選者の方のコメントが載っていた。なんか・・発想の方向としては合っていた?だけに、悔しい〜〜。こうのとりも考えないではなかったが、赤ちゃんは違うだろう、とすぐ心の中で却下していた。でも言われてみれば、このイメージは、世界で通用する。あ〜〜かすった!優勝パットをカップにけられたゴルファーの心境ーぉ!(笑)まあ、楽しい気分だった。写真は、筑波宇宙センターの、H-2ロケットと、HTVいや、こうのとりの模型。

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