3連休は中日に働いてあとは休み。先週も土曜に出たし、次週は週末仕事で、土日に働くこの2、3月。
先週は代休で、映画を観に行ってきた。ハンガリー映画「サウルの息子」。
たまたまサービスデーでラッキー。多いかなと思ったけど、そこは神戸の単館系映画館にマイナー映画。さして混む事もなく、出口に近い席で観ることが出来た。
カンヌグランプリ、最高賞パルム・ドールの次点の賞の作品。ヨーロッパでは、ナチス・ドイツのユダヤ人虐殺が絶対悪で、とても作品が多い。
今回は死体の処理やガス室の掃除などの雑用をするユダヤ人の話。主人公サウルのワンショット押しの手法なので、当然サウルの表情やしぐさに目が行きがち。しかし背景は、男も女も老いも若きも裸にされ一緒くたにガス室で殺されたり、累々と裸の死体が積まれていたりと悲惨を極める。
ワンショットというのは、ある程度融通がきくもので、サイズを広げれば人と話すときはツーショットやもっと広い絵に出来たりするので、バリエーションはあるが、それでも特徴的だ。あまり映らない背景のアクションが計算し尽くされてたりとか、長回しが多かったりして、技術的にかなり難しい事をやっていた。
ストーリーは、この類によくあるように、断片的で、人もたくさん出てくるから分かりにくかったりする。サウルに一つのこだわりがあって、極限状況がその実行の難しさに拍車をかけ、悲惨で終わる。
話の内容に虚しさを感じたり、というよりは、台本も含めて技術的なところに目が行ったな、やはり。
昼ごはん、私は映画館の近くの喫茶店で出すなすベーコンピラフに愛着があったが、久しぶりに行ってみると、2階にあった店が移転して地下になっていた。なすベーコンピラフはまだあってホッとした。分煙で、タバコは3本以内でお願いします、と言われたのには少々笑った。
しばし旧居留地をぶらつく。次は伝統ある洋食屋の十字屋にしよう。ブックオフで40分くらいかなと思い、ゆっくり見ていたら1時間半も経っていた。
帰って本を読む。先月の沖縄はなかなか読書が進まなかったが、今月は快調だ。ぶ厚い作品の合間に、早めに読める本をはさむのがコツみたいなもので、2月はこの点失敗した。じっくり読む、ばかりでページが進まないと、しまいに嫌気が差してくる。
この日曜日に会社の女子が、1人は披露宴、1人は入籍と幸せいっぱい。2次会参加を打診されたが、仕事なのでお断りする。
土曜日は家、日曜仕事、月曜は息子とともにゆっくり寝て、夕方から少し外出。よく晴れたがちょっと寒い。ラガーシャツにライトダウンで。クリーニング屋と本屋に寄って、帰りは散策。
久しぶりに川沿いを歩いて登って、前住んでいたマンションの近くの神社に行ってのんびりする。なんか、家を移って、歩くといえばバス停行き帰りの7〜8分、職場も駅から5分だし、最近歩くことがあまりなかったから、身体が運動を求めているような感じだった。
寒の戻りがまたあるそうだけど、世はもうすぐ春。身体をうまく休めつつ頑張ろうかな。
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