2012年2月12日日曜日

交響曲第5番

高松に行き、また詰めた3日がかりの仕事と、忙しかった。

決勝戦という言葉はやはり好きである。ワールドカップや高校野球の大会は、それまでの試合が充実していればいる程、決勝は色合いの違う、特別なものとなる。

小学校のソフトボールで県大会に出たので、地区大会の決勝戦にセカンドで先発出場したはずなのだが、あまり詳しくは覚えてない。途中守備では好プレーを連発したが、打てなかったからか県大会では先発落ちした。

決勝の緊張をはっきり覚えているのは中学バスケの新人戦地区大会決勝戦。1年上の先輩方は強かった。私はスコアラーだった。大方の予想通りの地区強豪対決となった、ライバル校との決勝。年末の体育館は寒さの中、独特の引き締まった雰囲気に包まれていた。試合は、手に汗握る展開の末、5点差で負けてしまった。先輩方は強かったが、この冬から夏までの間は内部分裂が起きて練習に来なくなった人が居たり、練習も遊んでしまったりして、最後の夏の大会は準決勝にも残れなかった。以来、公式大会の決勝というものは経験していない。

タイトルの交響曲第5番というのは、今はまっているマーラーである。ベートーベンといい、チャイコフスキーといい、5番には名曲が多い。少なくともこの3人に共通するのは、「運命の動機」らしきものが全て冒頭に出て来ることだ。あまり詳細に語れるほど学を持っては居ないが、マーラー5番のアタマの、トランペット独奏は素晴らしいと思う。運命の形を感じる。ちなみに聴きながら「コラソン」の完結編と、「このマンガが面白い」で1位となった「ブラックジャック創作秘話」を読んだ。クラシック聴きながらマンガを読むのは私の定番だ。

運命が決まる、決勝戦。最近は社会人の男女バスケット、いわゆるJBLやWJBLに興味を持っているが、春先にどちらもファイナルが行われる。今年はまたロンドンオリンピックの年でもある。ワクワクする決勝戦に、出会いたいものだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿