2012年2月26日日曜日

日常

沖縄から帰り、平日務めて、土日は休み。ここのところ遊びに行ってなかったので、小雨の中、大阪の科学館とポケモンセンターに、息子と2人外出した。ここのプラネタリウムは大変な人気で、前日にはチケットを確保しておかなければ入れないとかで、ゆえになのか、大人のカップルも多かった。

こちらは勝手知ったるで、一番上から遊んで、多目的室で、コンビニで買ったパンとジュースの昼ごはんを済ませ、玄関のところでやっていた大道芸を見て楽しんだ。コンビニ昼食はママがいると反対されて出来ないのでそのへん男2人外出な気楽さ赤ちゃんの頃から以心伝心である。

ポケモンセンターは相変わらずここだけは東京並みに人多くて暑かったが、レジは今回すぐであった。息子は買って帰ったポカブのぬいぐるみを今も気に入って一緒に寝ている。科学館で買った暗いところで光る星マークと地球と土星を壁に貼る。やっば出るといろいろ楽しいものだ。

日曜は晴れ。今度は2頭のダックスを長い散歩へ連れてく。家では息子とポケモンカードゲーム、オセロに柔らかいボールでサッカーに、ipadのサッカーゲームにプロレスもどきのじゃれ合い1日中。これが日常。たった1週間離れていただけだが、戻ってきたな〜という感じだ。

読書はいま、辻村深月「冷たい校舎の時は止まる」上下巻。学園ものだ。夢中で読んでいる。関西はやっぱ、 寒い。風邪引かないようにしなければ。

2012年2月22日水曜日

OKINAWA�

投宿している小さな町にも慣れてきた、ころに帰るという、お決まりのパターンである。明日までだ。

でもまあ、1週間くらい居れたのは幸運。きょうは温暖、雨、晴れ、蒸し暑さと、南の国らしさも味わった。明日も早い。サッカー五輪予選見終わったら即寝よう。

2012年2月20日月曜日

今度は南へ

いまどこに居るかというと、沖縄である。今度は南の島で、およそ1週間の滞在だ。

こちらは、気温の高低差が激しく、曇って風が吹くと寒い。陽が出ると暑い。ダウンでなくては寒すぎる時もあり、着るものに気を遣う。

今日は、貴重な休みで、初めて美ら海水族館へ行って来た。マナティーが可愛かった。

2012年2月17日金曜日

Birthday

冬は、イベント続き。もう丸7年とは。親としてはちょっと来ますな。お友達からもプレゼント貰って、ご飯はハンバーグで、ホールケーキでお祝い。なんかこちらも、照れちゃった。不思議。

2012年2月15日水曜日

バレンタイン

ごはんの後、チョコフォンデュ。板チョコをミルクで溶かす。美味かったし、息子喜んだが、濃厚だった。やっぱママは、家族の華。

2012年2月12日日曜日

交響曲第5番

高松に行き、また詰めた3日がかりの仕事と、忙しかった。

決勝戦という言葉はやはり好きである。ワールドカップや高校野球の大会は、それまでの試合が充実していればいる程、決勝は色合いの違う、特別なものとなる。

小学校のソフトボールで県大会に出たので、地区大会の決勝戦にセカンドで先発出場したはずなのだが、あまり詳しくは覚えてない。途中守備では好プレーを連発したが、打てなかったからか県大会では先発落ちした。

決勝の緊張をはっきり覚えているのは中学バスケの新人戦地区大会決勝戦。1年上の先輩方は強かった。私はスコアラーだった。大方の予想通りの地区強豪対決となった、ライバル校との決勝。年末の体育館は寒さの中、独特の引き締まった雰囲気に包まれていた。試合は、手に汗握る展開の末、5点差で負けてしまった。先輩方は強かったが、この冬から夏までの間は内部分裂が起きて練習に来なくなった人が居たり、練習も遊んでしまったりして、最後の夏の大会は準決勝にも残れなかった。以来、公式大会の決勝というものは経験していない。

タイトルの交響曲第5番というのは、今はまっているマーラーである。ベートーベンといい、チャイコフスキーといい、5番には名曲が多い。少なくともこの3人に共通するのは、「運命の動機」らしきものが全て冒頭に出て来ることだ。あまり詳細に語れるほど学を持っては居ないが、マーラー5番のアタマの、トランペット独奏は素晴らしいと思う。運命の形を感じる。ちなみに聴きながら「コラソン」の完結編と、「このマンガが面白い」で1位となった「ブラックジャック創作秘話」を読んだ。クラシック聴きながらマンガを読むのは私の定番だ。

運命が決まる、決勝戦。最近は社会人の男女バスケット、いわゆるJBLやWJBLに興味を持っているが、春先にどちらもファイナルが行われる。今年はまたロンドンオリンピックの年でもある。ワクワクする決勝戦に、出会いたいものだ。

2012年2月5日日曜日

1月書評

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」の上下巻を金曜行きの電車で読み終わった。続いて村上春樹「スプートニクの恋人」を読んでいる。「ミレニアム」は、面白くはあったが、まあ評判ほどは・・という感じである。好みの問題かな。最後は切なかった。

さて、1月は4作品と少ないので、ずるいことに読み聞かせ本も入れようと思う。(笑)

冲方丁「天地明察」、沢木耕太郎「チェーン・スモーキング」村上春樹「羊をめぐる冒険」伊吹有喜「風待ちの人」そして「エルマーとりゅう」「エルマーと16ぴきのりゅう」である。

「天地明察」本屋大賞。映画化もされる。実在した天文暦学者、渋川春海の生涯を描いた作品だ。数学的、科学的で、謎の天才武士も出て、大変興味深く、スケールが壮大で、明るくなれる物語。天文学的なところが好きである。算学塾の部分も大変な苦労もするが、全体として、誰からも好かれ、成功と幸せを掴む主人公という流れになっていて、その点面白味が薄れる。月並みだが、文学というよりはエンターテインメント的だな、という感じだ。貰った方は途中で挫折したと言っていたが、先も読めるので、分かる気もする。

「チェーン・スモーキング」エッセイは苦手めなのだが、面白く読んだ。スポーツ、紀行ものと人を飽きさせない作者ならではで、この作品ではより人間臭い部分が出ていると思う。「ナックルボールを風に」好きだったなあ。

「風待ちのひと」家庭に問題を抱え、心身共に病んだ男が海辺の町で再生する物語。土地の描写や、亡くなった母親に大変な人望があったというところまでも含めて「四十九日のレシピ」によく似ている。またこの作家は昨今の風潮に反して男目線で描いていると思う。結果として幸せが、という流れなのだが、妻が全くの悪役であるところさらに娘の身の上に余り気を配してない部分には引っ掛かりを覚えた。まあ、角田光代なんか出て来る男は酷い描かれようなので、これくらいはいいかとも思ってしまったりするが。

さて、「羊」である。村上春樹初期の長編で上下巻。私にとって人生初ハルキだ。率直な感想は、「突飛で面白い物語だなあ」だった。たくさんのいわゆる隠喩を使う、ややキザな手法は、アメリカのハードボイルドの影響を受けているとすぐ分かる。全体のプロット自体も何を訴えたいのか考えさせるところがあってなかなか面白い。私的には発想が面白くてまずは可、かな?というところだ。

村上春樹については、webを見ると、文壇でも多くの議論が成されていて、なかなか興味深くもある。これも人気というものだろう。

「エルマーとりゅう」「エルマーと16ぴきのりゅう」は「エルマーの冒険」の続きが読めたことにまずとても満足。現実世界の中のりゅう、という前提なので、エルマーとの関係はなかなか感動的かつ切ないものとなっている。まあたまには良かった。

当面は手持ちで読んでないのを読もうと思うが、角田光代「森に眠る魚」と東野圭吾「ガリレオの苦悩」は買いたいな。さらに中山七里「おやすみラフマニノフ」も読みたいな、の、他にまた、誰かのオススメの新たな刺激が無いかなあ、などと感じた1月の読書であった。